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FIKA


こんにちは!

今日はスウェーデン人の暮らしに欠かすことのできない
「FIKA」の習慣についてお話してみたいと思います。
「FIKA」は日本語でいうと「お茶をする」という意味です。

スウェーデン人と仲良くなりたいな~とか、スウェーデンに旅行予定でスウェーデン人の
家に行く予定があるなんていう時に、知っていると役に立つフレーズがあります。
それは、「Ska vi fika?(スカ ヴィ フィーカ?)」。
日本で言うと「お茶しませんか?」という意味になります。
私もこのフレーズの力を借りて!?少しづつですが、お友達を増やしている最中です。


☆2004年1月☆

Theodorが生まれて、約2ヶ月が経ったころ、生活のリズムも少しづつ
つかめるようになり、私にも「ママ友」ができるようになってきました。
子供が生まれる前は一対一でスウェーデン人と親しくなることが
なかなかできず(友達というと夫の友人というのが
多かったです)、言葉の壁・国の違いなんかを感じて
落ち込んだりしたこともありましたが、「赤ちゃん」というのは、そんな壁を
とっぱらってくれますね。子供を通じてお友達が増える!
それは世界中どこに暮らしていても同じようです。
「赤ちゃん連れの映画鑑賞会」・「開放保育園」(←これらについてはまた
後ほど書きたいと思います)なんかに行っては他のママたちと「FIKA」。
このころの私は普段よりもお茶をする機会が多かったです。


国民一人当たりの年間コーヒー消費量がフィンランドに次いで世界第二位といわれている
スウェーデン。コーヒーはスウェーデン人の生活に密着しています。
まず、朝起きて目を覚ますために、一杯。職場について午前中一杯。
午後3時にまたまた一杯。とにかくスウェーデン人はコーヒーをよく飲みます。
お茶をする時、「紅茶がいい?コーヒーがいい?」という質問もなく
「FIKAしましょう」=「コーヒーをのみましょう」という意味になってしまうことも。。。
もちろん、スウェーデン人でもコーヒーが苦手という友人も何人か知っていますけど。。

スウェーデンで飲まれているコーヒーの特徴は「濃い!」ということでしょうか。
日本でいう「アメリカンコーヒー」はスウェーデン人にとっては「水」のような
ものなのではないでしょうか。移住当初このコーヒーの濃さには参っていた私ですが
今ではすっかり濃いコーヒーになれてしまい、薄めでは物足りないなと思うように
なってしまいました。

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どんなに仕事が忙しくてもスキップすることのないコーヒーブレイク(Kaffepaus)。
主人の職場のコーヒーブレイクにお邪魔してみました。
みんな、自分のマグカップを職場において、美味しいコーヒーをいただきながら
おしゃべり。のんびりとした雰囲気。私の知っている日本の職場とはちょっと違うな。。

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主人のおじいちゃんから受け継いだアンテイークのコーヒーカップ。
プラムの柄がとてもキュートで大好きです。
お気に入りのカップでのんびりコーヒーを
飲むと気分がゆるみます。

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地元の老舗カフェにてFIKA。
今日のお茶菓子はマジパンでできているお菓子。
このお菓子通称「掃除機」と呼ばれています。
色といい形といいレトロな昔の掃除機みたいでしょ。
by hokuounonnbiri | 2007-01-31 11:02 | スウェーデンの暮らし
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