カテゴリ:スウェーデンの育児事情( 5 )

動物園今年もおしまい


私達の住む街の郊外には北欧最大と言われている
大きな動物園があります。5月の1週目に毎年オープンし、
9月いっぱい、お客さんを楽しませてくれます。
今年の夏は、思いっきり楽しもうと、「年間パスポート」
を購入し、何度も足を運びました。

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一番の目玉は「ドルフィン・ショー」です。
ショーはあまり長くなく、Theodor(3歳)でもあきずに
楽しめる内容です。Kaj(1歳)にはまだ早いかな?という
気もしますが彼は彼なりにじーっと見て楽しんでいる(?)ようです。

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子供達が大好きな場所は、「Bamseワールド」です。
スウェーデンで大人気のBamseのテーマパークで
キャラクター達が住んでいる家があったり、遊戯物がたくさんあったり
子供達が大好きな場所です。Bamse劇場もあり、一日2・3回
15分程のミニ劇場が楽しめます。

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Bamseワールドに来るとなかなか他の場所に移動できない
(子供達が動きたくない!)のが欠点?でしょうか。。。
動物園に来たのにBamseワールドで一日、一匹も動物が
見られなかったなんていうこともよくありました。

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北欧最大というだけあり広大な敷地の中にある動物園です。
動物園以上に周りの自然も楽しめる素敵な動物園です。
動物達もゆったりと広いスペースで優雅に暮らしているかんじです。
敷地が広すぎて、自然が豊か過ぎて!?肝心の動物が
どこにいるのかさっぱり分からないようなところもあります。
でも、そこがスウェーデンの動物園の良いところかな。

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5月~9月までと期間限定オープンですが、もしこの期間中に
スウェーデンにいらっしゃることがありましたらぜひ足を運んで
見てください。子供達はもちろん、大人も十分に楽しめる
動物園です。

☆コールモーデン動物園☆
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by hokuounonnbiri | 2007-09-28 04:44 | スウェーデンの育児事情

自転車に乗ろう!


肌寒いお天気が続いていましたが、昨日今日とやっと夏らしい
お天気になってきました。7月ももうすぐ半分。
夏真っ盛りのスウェーデンです。さて、我が家では先週
こんなスウェーデンではよく見かける自転車用の
こんなワゴンを購入しました。

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子供2人乗りの自転車ワゴンです。

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自転車の後ろに取り付けて走ります!

我が家の2人のちびを乗せて自転車に乗りたいな~と思い
購入しました。小さな子供を連れての外出はちょっとした短い距離
でも車に頼りがちです。車ばかりでなく環境に優しく移動したいな
という思いまして。徒歩でのおでかけとなると移動できる距離が
限られてきますし。私の住む街には路面電車が走っているのですが
路面電車の運賃もばかにならないです(けち?)。

スウェーデンに住んでいると思うのですが、みんなよく自転車に
乗ります。私の今住んでいる街のような規模(人口12万人)
街の端から端までさほど遠くないので毎日の生活の足として
自転車が大活躍なようです。日本での自分の生活を振り返って
みると駅まで自転車に乗っていたくらいで、今ほど自転車に
頼る生活をしていなかったように思います(なんといっても
移動手段一番は電車でした)。

自転車に乗ると決めたらとことん乗るのがスウェーデン式!?
雨が降れば上下雨具に身を包み、冬雪が降れば冬用のタイヤを
装着し、とにかく大活用。雨具に身を包み雨の中でも自転車に
乗るスウェーデン人を見ると頭が下がります。

こちらの道は「歩道」と「自転車道」とはっきり分かれていますので
自転車にとても乗りやすい環境です。日本の道のように自転車・
歩行者・車が入り乱れているなんてことはないので、安全です。
15歳未満の子供にはヘルメットの着用が法律で義務づけられて
います。大人もヘルメットをきちんとかぶって自転車に乗っている
人が多いです。

スウェーデンに遊びに来ることがありましたら、
自転車をかりてみてはいかがでしょうか?
自転車からみえる風景もなかなかです。

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では、いってきまーす!
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by hokuounonnbiri | 2007-07-14 14:57 | スウェーデンの育児事情

オープン保育園


現在、私は育児休暇中です。8月末からは現在休学中の
大学に戻り再び勉強をする予定です。スウェーデンでは子供が
生まれると480日間育児手当がもらえる仕組みになっています。
その480日を父親・母親どのように振り分けるかはそれぞれの
家庭の自由。それでもどちらかひとりが480日とるのはだめな
ことになっていて父親の育児参加を促す仕組みになっています。
こちらに暮らしていて驚くことは、育児は父親・母親2人で協力して
するのが当たり前という考えがゆきとどいていることです。
そして父親・母親ともに育児に専念できるようにきちんと仕組みが
できていることにも驚きます。主人も上の子の時もそうでしたが、
7月末から12月末まで下の子の育児休暇に入ります。
現在は上の子の時の残りの育児休暇を使い、25%は育児休暇、
75%(1日6時間仕事)仕事という生活を送っています。

と長く書いてしまいましたが、今日は育児休暇中の私が息子達をつれて
よく遊びにいくオープン保育園(Öppnaförskloan)の様子を紹介します。
(こういう場所は日本にもあるでしょうが・・・)

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Öppnaförskloanの入り口です。
月・火・水ー9時~16時
木・金ー9時~13時

毎日10時半に歌の時間があり職員の人たちがその日遊びに来た
子供達を集め、輪になって座り、歌をみんなで歌います。
息子達が楽しみにしている時間です。
(下の子はまだ8ヶ月なので聞く専門ですけど・・・)
参加するのにお金はかかりません。無料です!
幼稚園教諭の免許を持った人たちが4名働いています。

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疲れてしまった小さな子供達がお昼ねできるような部屋もあります。
壁の塗り方が素敵だな~といつも思います。
(写真だと分かりづらいかな?)

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小さな子供達用(赤ちゃん)のおもちゃのある棚です。
この部屋とは別に大きな子供達用の部屋もあります。
そちらには線路やレゴ、おままごと部屋、小さな部品のあるおもちゃ等
が置かれています。それから滑り台のある部屋・お絵かきや粘土で
遊ぶ用の部屋もあります。

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ソファーがあり、授乳しながらママ同士でおしゃべりできるような
雰囲気の空間です。上の子が産まれ初めての育児でストレスが
たまった時等、よくのぞきにきて他のママさんとおしゃべりをして
息抜きしました。Öppnaförskloanは子供達だけでなく育児に
奮闘するママ・パパにとっても憩いの場です。

そうそう、こういう場所に育児休暇中のパパさんもよく来ますよ。
最初はこういう場所にパパが子供といるなんて(平日!)スウェーデン
だな~と驚いたものです。

このほかに、キッチンもあり、簡単な食事をすることができます
(食事は有料)。メニューは冷凍のパンケーキ・パイ・ピザで自分で
電子レンジで温めて食べるもの。その他はクッキーやケーキ類。
果物。そしてコーヒー・紅茶・牛乳・ジュース等の飲み物。
セルフサービスで自分で計算し、会計箱にお金を払って帰る
システムです。食べ物の持ち込みもOKなので、お弁当を持参したり
スーパーで何か買ってから遊びにいくこともあります。
食器・コップ・子供用の前掛け・子供用のコップやスプーン等はすべて
そろっており、気軽にでかけておいで!という職員の人たちの
心遣いを感じます。赤ちゃんと出かけるとき、どうしても荷物が
増えてしまうもの。そんな時、ここに全てそろっているというのは
出かけるときの負担を大きく減らしてくれます。

というわけで私と息子達の、オープン保育園通いはしばらく
続く予定です。。。
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by hokuounonnbiri | 2007-04-28 04:25 | スウェーデンの育児事情

明るい夜


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現在我が家の2人の息子は3歳4ヶ月と8ヶ月に成長しました。
育児に始まり育児に終わる毎日を過ごしている私です。
写真は2人を寝付かせほっと一息、我が家のベランダからの
景色です。時刻は19時半を過ぎたところ。明るいでしょ!?
4月も終わりに近づき日照時間が日に日に長くなる今日この頃です。

スウェーデンというと「白夜」?と聞かれることがよくあるのですが、
私の住んでいる街(ストックホルムより150kmほど南)では残念
ながら白夜は体験できません。
といっても、日本に比べると夜は断然明るいです!
3月末、ウィンタータイムからサマータイムに切り替わるとまず1時間
暗くなるのが遅くなります。そしてそれから(というか冬至からですね)
6月末の夏至に向けて日照時間は日に日に長くなるのです。

4月27日現在、日の出は5時06分、日の入りが20時30分
(ストックホルム)です。
以前、スウェーデン人は冬の平均睡眠時間が夏よりも1時間長いなんて
いう話を聞いたことがありますが、やはり夜明るいと活動的になるのは
確かだと思います。日が沈む時間にせかされるように家路を急ぐ冬とは
違い、夏の間は夕方遅い時間からでも、外にでようかなという気持ちに
なります。

というわけで息子達を寝付かせる時間にはまだ明るく
とても夜という雰囲気ではないんです。
最近おしゃべりの上手になったTheodor(3歳4ヶ月)は
「ママ、いつ夜?」「ママ、まだ明るいよ~」と不思議がっています。
そして明るい夜に子供達を寝付かせるのに欠かせないのが
「遮光カーテン」です。二重窓の間に入っているブラインドを閉め
遮光カーテンをしめ、電気を消せば部屋の中は真っ暗になります!
これがないと部屋が明るすぎて全然寝るモードになれません。
朝も同じく、早い時間に日が昇るのでかなり早い時間に
目が覚めてしまいます。

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遮光カーテンとブラインドの2重攻撃!

以前、スウェーデンの北部に5月に旅行に行った時、
友人宅に泊まらせてもらったのですが、ゲストルームに「遮光カーテン」がなく、23時を過ぎても明るい室内で当時2歳だったTheodorが夜遅くなっても寝なくて困ったことがありました。そこまで明るいと大人の私の
体内時計も狂ってしまいます。

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3年前に夏至の時、フィンランドのヘルシンキを訪ねました。
夏至当日の日の入りの写真です。時間は記憶があいまいですが
23時を過ぎていたと思います。

というわけで、明るい夏と暗い冬、極端なスウェーデンです。
暗い冬にあまりお目にかかれなかった太陽の光を浴びようと
春になると活動的なスウェーデン人。私もこの明るい夜を
思う存分楽しみたいと思います。
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by hokuounonnbiri | 2007-04-24 00:47 | スウェーデンの育児事情

こどもの病気


3月ももうあと残りわずか。
スウェーデンは春の到来を感じるような気持ちの良い暖かい
毎日が続いています。といっても去年の年末から3ヶ月程
日本に帰省していましたので、暗い寒いつらい冬をスキップして
今のスウェーデンに舞い戻ってきたわけで
春の到来の喜びを身にしみて感じていないような気がします。
長い冬を乗り越えてこそ春の到来が特別のものに
なるのかな・・・今年はちょっと「ずる」をしたような気がします。
とはいえお天気が良いのは嬉しいです!

3ヶ月の帰省中いろいろなことがありました。
3歳になったばかりの息子Theodorが1月末より
ネフローゼ症候群になり5週間の入院生活を送りました。
日本での入院・通院生活にとても満足しています。
信頼できる病院、主治医の先生、そして元気に明るく子供達を
サポートしてくださる看護士の方々そして家族。おかげで息子の経過も
順調で、今ではすっかり元気な3歳児に戻っています。

というわけでスウェーデンに戻った私達は、
日本の病院から出してもらった診断書を
手にこちらの病院に早速行ってきました。
そして予想はしていたもののスウェーデンの病院と
日本の病院の文化の違いを目の当たりにして私は驚いてしまいました。

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病院内は明るくて広々としています。落ち着いた雰囲気の待合室。
写真は待合室にあるサッカーゲーム。なんだかお洒落な雰囲気。
息子も大喜びで遊んでいました。

主治医の先生は気さくで対等な目で話をしてくれます。
病気のことはさておき、まずはあなた達の家族のことを教えてと
言われ、まずは軽く自己紹介。雰囲気がなごみます。

日本で5週間入院したと話したところ驚かれました。
スウェーデンの病院では3泊ほどの入院で
退院していたでしょうとのこと。
「3泊!?って本当?」と私は驚きを隠せませんでした。
「子供にとって一番大切なのは両親のそばで住み慣れた環境の中
治療していくこと。それが一番の薬だと私たちは考えるの。」とのこと。
なるほど。ノーマリゼーションの進んでいるスウェーデンらしい考え方だなと
思いました(日本とスウェーデンの住宅事情の差もあるのかも
しれません・・・)。日本で「1ヶ月は入院していただきます。」
と言われた時私の心は痛みました。それは息子にとっても同じこと
だったでしょう(1ヶ月という時間の理解はできなかったでしょうが)。

採血で麻酔をすると言われた時もびっくり!
1時間ほど張っておくと麻酔がかかるというバンドエイド
(にちょっとクリームがついている)を血液検査当日の朝
腕にはり、病院に向かいました。日本では麻酔なしで
「ちっくん」と刺していましたと話したらまたまた驚かれました。
言うまでもありませんが日本で息子はこの「ちっくん」が大嫌いで、
毎回ビービー泣いていました。
小さな子供の体・心に不必要に痛みを与える必要はない。
子供の精神的な負担をできるだけ減らしてあげるのは当たり前のこと。
毎回の採血が嫌で嫌で病院に来ることに対して恐怖感を感じさせてしまうのはよくないという考えだそうです。病気の治療だけでなく
子供の精神的面もよく考えてくれるスタッフの姿勢には
ただただ驚くばかりです。日本での「ちっくん」を思い出し
再び大騒ぎの息子を前に看護士さんはきちんと話しをし
納得させてから採血するのです。無理やりしたりしないんだと
またまたびっくり。採血の後は「よく頑張った!えらかったね!!」
と褒めまくり、ミニカーとシール、最後にはアイスクリームをもらって
帰ってきたのです。褒められたときの息子の得意そうな顔は
忘れられません。

その後は、レクテラピールームで少し遊び帰ってきました。
病院は楽しい所というイメージを持ってもらい、子供達が
病院に来るのを楽しみにできるようにというお部屋です。

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室内に「砂場」が!

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庭もあってこんなお洒落なオブジェがたってます。

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外でもたくさん遊べるようになってます。

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家族用の休憩室。キッチンに電子レンジ・冷蔵庫等が揃ってます。
明るい家具、落ち着いた雰囲気でほっと一息つけそうなお部屋でした。

日本とスウェーデン、どちらにもそれぞれ良い面があると思います。
どちらが良いとか悪いとか、正しいとか正しくないとかいう問題では
ないのですが、こんなに違うものかと、びっくり。

この違う環境の中で育った子供達が将来どのような大人になって
いくのか、どのように病気と付き合っていくのか興味津々な私でした。
病気をハンディキャップとしてとらえず、病気とのうまい付き合い方を
教えてくれそうなスウェーデンの病院の雰囲気。
病気と長くうまく付き合っていくにはスウェーデンの方が
私には合っているかな~と思ってしまう私でした。

「のんびりいこうよ」
息子の発病以来誰かに言ってもらいたかった言葉。
その一言がスウェーデンの病院のどこからか聞こえてくるような
気がしました。
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by hokuounonnbiri | 2007-03-30 05:44 | スウェーデンの育児事情